試行錯誤しながら実践しています
今まで出来ていると思っていたことが、自分の勘違いで全く出来ていなかったということに気づかせてくれる本です。「聞き方」に関する項目で、「聞いて」という詩が掲載されているのですが、「聞く」という行為の本質ズバリが突かれていて感銘を受けました。自分が話す時に望んでいることが、聞き手になった場合には出来ていないんですよね。相手の話を聞いているときに、頭の中で解決策や対応策を探しているという方にお勧めです。
分かりやすい書かれている
本の内容は、親業と同じような感じで親子ではなく普通の人間関係を主体にしたものです。内容は、『親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方』よりも簡潔に書かれているため要点をとらえやすく読みやすいです。 問題所有の考え、能動的な聞き方、私メッセージの内容が簡潔にポイントを押さえて書かれてあるので理解しやすかった。 勝負なし法はページ数が若干足りなくて説明不足かなとも思った。 他にもゴードン氏の親業を立ち上げるにいたった軽い経緯や親業とはまた違った観点からの話や詩などがあります。そういえばゴードン氏はあの有名なカール・ロジャース氏の元で学ばれてたんですね。 親業の全体像や各技術を理解するにはうってつけの本です。
親子だけでなく夫婦や会社の人間関係も改善
「親業」の本は良いのですが、最後まで読むのが大変でした。これはとても分かりやすくひとつひとつ納得しながら読めました。子どもが泣いて帰ってきたときどういう言葉かけをすればよいのか、仕事場ではどんな言い方が良いのか、 親子だけでなく夫婦や会社の人間関係も改善でき、とても楽になりました。こんなふうに人間関係を気にしなくてすむのだなあと実感しました。おすすめです。
大和書房
自立心を育てるしつけ―親業・ゴードン博士 親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方 教師学―効果的な教師=生徒関係の確立 「親業」ケースブック・中高生編―子どもの心を開く聞き方と話し方 「親業」ケースブック 小学生編―子どもの心を開く聞き方と話し方
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