?「人に好かれて認められたい」と願うあまり、人からどう思われているかを気にして悩んだことはないだろうか。あるいは自分がしたことによって他人に迷惑をかけたとき、後から「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」と罪悪感を抱いて自己嫌悪に陥ったことはないだろうか。 著者は、このように私たちが思い悩むのは自尊心が低いためであり、自尊心が低い原因は間違った考え方をしているからだという。そして、考え方を正せば自尊心も高まり、より楽しく人生を送ることができると訴える。 本書は、なぜ私たちが自尊心の低下を招くような間違った考え方をするのかを説明すると同時に、自尊心を高めるための正しい考え方を提示している。もし人から嫌われているのではないかと気に病んでいるならば、本書に掲載されている「私は無理をして他人に好かれる必要はない」「他人が私のことをどう思おうと、私は価値のある存在だ」という確言を繰り返し口にすることにより、自分に自信が持てるようになる、と説く。 本書は、自己中心的になれと言っているのではない。物事の肯定的な面に注目しよう、と提唱しているのだ。どんなできごとでもプラスにとらえることができれば、それに対する感じ方が変わり、幸福感が得られる。「私の幸せは、他人や物事によってつくり出されるのではなく、自分でつくり出すもの」なのだから。 ビジネスやプライベートで、自分に自信がもてずに悩んている人にすすめたい、元気の出る1冊である。(いわむらちえこ)
う?ん
『自分のやったことはやる直前に自分がそう選んだことなんだから、つまり自分は常に最善を尽くしているんだ。』
『後悔はせずに、反省はする』といったような格言にはビリリときた。
でも考えを信じ込ませるような本書のやりかた(この本を毎朝読めだの、枕元に置けだの)は自分的に受け付けませんでした。
結局今の自分でいるのは今の自分の状態がある程度楽だからだろうというのがワタシの考えなので。
素直な自分を愛せない人が自分を愛するキッカケとしてはお勧めかも。ちょっと宗教的な気もしますが…
自己啓発本はもういらない
すごい本です。あらゆる思いこみ、常識を見つめ直し心から自分の存在価値を認めることができるようになります。結果として、自己啓発書も不要になるかもしれません。それくらいすごい本です。隠れた名著ですね。
いくつか抜粋させていただきます。
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将来に関する確実性について言えることは、どんなに注意深く計画しようと、予期していることと予期していないことの両方が起こるということだけだ。自分の人生におけるすべての面にわたって完全にコントロールすることが幸せのカギであると勘違いしている場合、予期していないことが起こることは不幸なことのように思えるかもしれないが、そんなことはない。
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思いこみについても抜粋させていただきます。
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私たちはある特定の出来事をひどいと思いこんでしまうと、その信念の根拠となるデータを集め、その出来事がますますひどいもののように思うようになる。その反対に、その出来事が好ましいと思えば、その信念の根拠となるデータを集め、その出来事がますます好ましいことのように思うようになる。言い換えれば、私たちの考え方次第でどんな出来事も好機のようにも思えてくれば災難のようにも思えてくる、ということだ。
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読めて良かった
ここには宗教臭もセミナー臭もない。 まっとうな人が、まっとうに自尊心を持って生きられるよう、考え方にしみついた負の間違いを指摘して正してくれるだけです。 邦題が直訳ではないが、このタイトルはウソではありませんでした。 本当にその日、その場所、その瞬間に役に立ちました。早く先へ先へ読みたかったが、同時に読み終えてしまうのが惜しい有益な示唆に満ちた本です。 これから何度も読み返すでしょう。 ・・・この本との出会いに感謝します。
タイトルが嘘じゃない!
長年に渡って人類に根づいてしまったネガティブで間違った概念を吹き飛ばし、まったく新しいくてポジティブな思想を教えてくれる本です! この本は1部と2部に分かれていて、1部までは説明臭く、正直、読むのがシンドイのですが、2部からは目から鱗の新説ばかり! 感情のコントロールが効かない人や、ネガティブな人、必見の本だと思います。
自尊心を最大化するためのヒントがいっぱい!
原書の題名は、Maximum Self-Esteem (自尊心の最大化)である。 第一部では、自尊心(私たちが自分に価値を見出す気持ち)についての3つの側面、自尊心の乏しい理由そして対策としての変化を起こすにはの章分けで自尊心についてわかりやすく概説。 第2部では、18項目について自尊心の低さの原因について、“間違った考え方”“正しい考え方”を併記し、その対策を示してくれている。各項目は、独立しているので読みやすく、常に手元において読み直すことにより、毎日の行動・考え方などのチェックリストとしても活用できる。
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